0320.欲のコントロールが勝負の分かれ目

今日は、前回の話について、少し補足をしたいと思います。
私の体験談をお話する日ではありませんが、大事な話なので説明したいと思います。

周りの人の意見や行動に惑わされずに、自分の考えを貫いていくことは、とても勇気のいることだと思います。
その効果については、自分のステージが上がる(良い環境を与えられる)、というものでした。

しかし、その効果はあらゆる所に波及します。

例えば、私の株取引の場合。
株式相場に参加している多くの人が、
「株はもうダメだ」
「日本の先行きは、暗い」
と悲観論一色になる時があります。
そんな時には、ついつい周りの人の意見に感化されてしまい、自分の考えを見失ってしまいます。

しかし、自分の考えを見失ってしまったら、大きなチャンスをものにすることができません。
自分の考えをしっかり持って、「ゼロの法則」に照らし合わせて行動することによって、株の成績もその後格段にアップしました。

株取引の場合、
買いだ!と皆が言っている時に、勇気をもって売らなければなりません。
売りだ!と皆が言っている時に、勇気をもって買わなければなりません。
実際、普通の人と同じ事をしても、なかなか儲けることはできません。
自分の行いが正しいと思ったら、例え100中99人が右に行ったとしても、左に行かなければなりません。

今まで、そんな勇気もありませんでしたので、できませんでしたけど、自分の信念を持つことによって、それができるようになりました。
それと「五千円を拒否」することによって、感情をコントロールするのがかなり楽になってきました。

特に、欲をコントロールすることです。
株取引の場合、どうしても「欲と不安」との戦いです。
「儲けたい」という強い気持ちがある一方で、その気持ちもある程度コントロールしていかなければなりません。

これは、凡人にとっては至難の業です。
しかし、「五千円を拒否」することを実践していくうちに、目の前の欲に惑わされることがとても少なくなっていきます。
そうすることによって今度は、大きな損失を免れるというラッキーな現象も引き寄せられます。

私の場合、すでに2年以上株の取引を中止しています。
一昨年には多少買いましたが、本格的な買いは当分見送り状態です。
2年前から株式相場(特に新興市場)が大きく下落傾向を続けていますので、相場の読みが当たっていることになります。
しかし、相場の読み(知識や情報)がどんなに優れていたとしても、感情のコントロールができなければ、必ず欲に負けて「買い」に走ってしまうはずです。

今までは、知識や情報に頼っていましたが、やはり絶対に必要なのは感情のコントロールです。
株に限らず、仕事や恋愛や人間関係などあらゆる広範な範囲に良い影響が出てきます。

今回はたまたま株の例でお話しましたが、目先の欲を取り払うと、周りの人からは絶大な信頼を得ることができるようになってきます。
また、周りの人に左右されない強い精神力も培われていきます。
昔は、嫌なことがあったら直ぐにパチンコに逃げていた私でしたが、今はもうそんな必要はなくなりました。

ですから、何か物事を決める場合は、
「周りの人がどう思っているのか?」ではなく、
「自分はどう思っているのか?」を重視していくといいです。
物事を判断する基準は、このサイトにたくさん書かれていますので、参考にされるといいです。

それでもわからない場合は、遠慮せずにメールでご相談されれば、いつでもお答えします。

皆さんの幸運を心からお祈り申し上げます。

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