1223.安売り王一代私の「ドン・キホーテ」人生Part3

本日は「安売り王一代 私の「ドンキホーテ」人生」の続きをお話ししたいと思います。
今回が3回目になります。
「ドンキホーテ」の快進撃は続きますね。
今期の売上高予想は、約1兆円にもなります。
本を出版した当時は、約7000億円の売上高でしたが、まだまだ成長しているようです。
羨ましいですね。

さて、安田さんは著書の中で次のような事も書いています。
「あなたの心の中にある悶々としたエネルギーは、きっと大きなプラスに転化できる。心の「内圧」が高い人ほど、大きなポテンシャルをもっているからだ。」
悶々としたエネルギーというのは、俗に言うマイナス感情ですね。
このマイナス感情は、大きなプラスに転化できると断言しています。
まさに「ゼロの法則」ですね。
安田さんは、マイナス感情をプラスに転化できることを知っています。

これは、起業してから学んだことです。
起業して、どん底を経験してそこから這い上がる度に、以前の状況をはるかに上回る結果を体験しているからですね。
悶々したエネルギーは、
「願望が叶わない!!」
「なんで自分だけ、こうなんだ!!」
「あいつが羨ましい!!」
「こんな会社辞めてしまいたい!!」
そういった、何ともいえない沸々として煮えたぎるような感情ですね。
それを、プラスに転化できることを知ってしまったら、鬼に金棒ですね。
普通の人は、そういった感情を悪い物として受け止めていますから。

引き寄せの法則でも、そうですね。
マイナス感情には目をつぶることを勧めていますから。
ですから、会社を興して大きく成長する為には、心地よい気持ちだけでは絶対にダメだという事ですね。
毎日癒しの音楽を聴こうが、
良い気分に浸ろうが、
美味しい物を食べようが、
良い人と接しようが、
そういった努力は何の役にも立たないということですね。

現場で苦しみを味わい、そこから一切逃げることなく立ち向かい、必死に知恵を出し続けることが、一番大事なことです。
ですから、創業者の安田さんは、何度かマイナスを経験するうちに、「試練は宝物」として受け入れていくようになったのかもしれません。
何故なら、会社が大きくなればなるほど、マイナスの出来事も大きくなり、そのストレスも半端ないくらい大きなものになってしまいますね。
そういったストレスに潰れることなくやってこられたのは、そういった精神的な支えみたいなものが出来上がっていったからかかもしれません。

「マイナスはプラスに転化できる!!」
そう思えたらしめたものですね。
どんな困難が来ようとも、それを正面から受け止めて、乗り越えようとするのですから、これほど強いことはありません。
この世の中、どんなに周到に計画的に準備を進めても、事業がその通りいくかというと、その通りにいくことは、ほぼ皆無に近いです。
本当に、予想外のことばかり起こります。
そういった事にいつも対処しなければならないのですから、心の弱い人にとっては精神的に持たないかもしれません。

でも、安田さんのように、質屋のオッちゃんでもできる商売だから、自分にもできそうだという安易に考えでスタートさせた事業が、今や売上高1兆円に届きそうな勢いです。
いかに「運の良さ」が大事かということを痛感させられますね。
世の中には、周到に準備して、知識も豊富に蓄えて、それでも失敗する人がほとんどですからね。
まだまだ面白い話は続きます。
続きはまた次回で。

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