1335.欲を解き放つと、人生は180度変わるPart2

本日は「欲を解き放つと人生は180度変わる」です。
今回が2回目になります。

前回は、「摩擦」「葛藤」についてお話ししました。
「摩擦」というのが、目で見える世界での出来事ですね。
一方の「葛藤」というのは、目では見えない心の中の内部での出来事になります。
また、摩擦という現象が起きることによって、エネルギーが発生するということもお話ししました。

人間と人間が一緒に生活していれば、当然のことながら摩擦が生じることもしょっちゅうですね。
摩擦が生じないような、穏やかな空気の中では、残念ながらエネルギーを生み出すことはできません。
エネルギーとは、即ち「運」ですね。

昔の人が、木の板に木の棒をクルクル回して、火を起こしたように、人間も頭の中で、マイナス感情とプラス感情が何度も摩擦します。
ただし、摩擦が生じるのは、「ゼロの法則」を実践している人だけですね。
もしくは、無意識に「ゼロの法則」を実践できている人達です。

基本、目の前でマイナスの出来事が起こったら、普通の人はマイナス感情に傾いてしまいます。
ですから、そこで摩擦が生じることはありませんね。
ここで、マイナス感情プラスの感情を合わせることによって、初めて摩擦が生じるわけですね。
激しくぶつかり合うわけです。

例えば、会社の上司に理不尽な文句を言われたとします。
すると、「なんであんな事を言われなければならないのか」
とフツフツと怒りが沸き起こります。
この怒りの感情はなかなか収まることがないですね。
でも一方で、「上司はたまたま機嫌が悪くてあんな事を言ったんだろう。今回、上司の発言は許そうか」
そしてまた、「いやいや、やっぱりあんな言われ方をするのは、絶対に許せないよな」
という具合に、心の中で何回も、マイナスの感情とプラスの感情が行ったり来たりするわけですね。
何度も摩擦が生じてますね。

この時に、心の中で小さな雷がバチッバチッと発生しています。
ですから、外の世界でも、チラホラと良い事が起こっているはずです。
この時の変化を見逃さないことですね。
せっかくの良い兆候ですから、ここでの変化に目を向けることができれば、もっとプラスの感情をぶつけることができるようになるはずです。
これがプラス思考の基本です。

「欲を解き放つ」というのは、自らが意識的に摩擦を起こすことをいいます。
ようは、意識的に自らがマイナス感情を心の中に作り出すことですね。
これができるようになると、「ゼロの法則」の中級者へと、レブルアップしていくことができますね。
もちろん、「ゼロの法則」の初心者でも、この「欲を解き放つ」を実践して頂いても構いません。

逆に、プラス思考やマイナス思考よりも、この「欲を解き放つ」ことの方がバリエーションは豊富なので、実践しやすいかもしれません。
「欲を解き放つ」ことが上手くできている人は、生涯幸せになることができます。

ただし、心の葛藤を経験しなければなりません。

私が14年前に禁煙をスタートさせたのも、この「欲を解き放つ」ことの一つに当てはまります。
たばこをやめるなんて正直嫌ですが、その「タバコを吸いたい!」という欲求を解き放ったわけです。
その結果、体も健康ですし、それ以前よりも運はかなり良くなりました。
ですから、色んな「ゼロの法則」を体験したいのであれば、一度この「欲を解き放つ」を実践してみるといいです。
もし人間関係で嫌な思いを抱いているのであれば、それを一旦横に置いといて、「欲を解き放つ」を実践するのもアリです。

続きはまた次回にお話しします。

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