- 2020-10-3
- ゼロの法則実践記録・ハル
- コメントを書く

皆さま、こんにちは。ハルです。
花の盛りもいつしか過ぎ、初夏の訪れを待ちわびるこの頃ですが、皆さまにおかれましては、お元気で日々、ご活躍のことと思います。
おかげさまで、私の引っ越しは無事終了し、17年ぶりに実家での生活がスタートしました。
大学卒業後はずっと、東京~神奈川で暮らしていた私ですが、今年は「仕事でがんばって、絶対に成功したい!」と強く願って、仕事に精を出し始めていた折、父からのメールで、「実家の仕事を手伝ってほしい」といわれて、急きょ地元に帰ることになったのでした。
この体験記を書いている今、実家に帰って2週間あまりが経ったところです。
予想していたより、良かった面、大変な面、いろいろと見えてきました。
良かった面は、自分のPCでの仕事に時間を割くことを、実家の仕事の手伝いより、優先させてもらえていることです。
これだけは絶対に譲れないと思って、父に直談判しました。
強い反対に合うかと思っていたのですが、あっさりOKが出て拍子抜けしました。
自分の時間を十分確保できているのは、何より安心したところです。
大変な面は、当初から予想していた通り、家の中が物であふれかえっており、乱雑で散らかり放題だということです。
その環境が、自分の精神状態に良くない影響を与えるのを感じます。
家が片付かないその主な原因は、父が家全体を自分の仕事場として使っていることで、仕事に関する本や資料が、家じゅうのあちこちに散らばっており、まさに足の踏み場もない状態になっています。
どうしてこんなに散らかっているところで、仕事なんかできるんだろう・・・と神経質な私は疑問に思うのですが、父はとにかくエネルギッシュにでダイナミックに行動するのを好み、ちまちまとした片づけや整理整頓は性に合わないようで、つねに家の中は父に関する物が散乱しています。
物が散らかっているだけならまだいいのですが、父が家で仕事をするときにまき散らすオーラやエネルギーが、非常に暗く、重たいのが、私の気分をさらに重苦しくします。
父にいろいろなストレスやプレッシャーがのしかかっているためなのでしょうが、このエネルギーは、私の部屋がある2階まで、階段を上って伝わってくるような感じがして、私を圧迫し、息苦しくさせます。
こういうエネルギーの中で、よく18年も暮らしていたよなぁと、自分の家の状況がとんでもなくひどかったのだということが、今ならわかります。
現在私は、基本、家で仕事をしていますが、仕事場を外に借りないと、身がもたないとさえ感じています。
先日、転入届を出しに市役所に行ったとき、そこのスッキリした、お掃除が行き届いた空間にいて、とてもホッとしたことに、我ながらビックリしました。
役所なんか、おもしろくもなんともないところですが、そんな空間でくつろぎを感じた自分に驚いたのです。
よほど家にいることが、ストレスになっているんだなぁ~と、自覚させられました。一人暮らし時代、お掃除をこまめにして、自分が納得できるものだけに囲まれていた暮らしが、ものすごく貴重だったなぁと思い返すこともあります。
とはいっても、当面はこの実家で暮らしていかなくてはならないので、できることからやろうと、まず毎日、窓を開けることからはじめました。
両親は、どういうわけか、窓も開けないで生活していたのです!
私はこれで家に風穴を開け、家の中の重いオーラを外に逃がしているイメージでやっています。
あとは、トイレ掃除の実践です。毎日ではないのですが、こっそりと続けています。
自室の片づけ、掃除も怠りません。
せめて自室だけは快適に保たないと、本当に父のエネルギーにやられてしまう危機感を覚えます。
家はそれほど、父のストレスによる負のエネルギーで充満しているのです。
自室にいても、そのオーラを感じるくらいですから・・・。
父は、気とかエネルギーというものを信じず、目に見えることがすべてだと思っているようです。
そんな人なので、片づけなくても平気なのでしょう。
母は、この家の中をすごく不快だと思ってはいるようですが、もはや父に何を言っても無駄だとあきらめてしまっています。
しかし、私にとっては、空間が快適であることは、思考や精神にものすごく影響を及ぼすため、まさに死活問題です。
今、ひそかに、家の中を片づける計画を立て、ほんの少しずつ実行しているところです。
今回の体験記は、どこでゼロの法則を使っているのかと言われてしまいそうですね。
どこで使っているかというと、それは、これほど私にとってマイナスだらけの環境の中で、私は両親に対して、不満や文句を言っていないというところだと思っています(もちろん心の中では、あれこれグチってますよ!)。
父の仕事が大変なのは事実なので、なるべく両親の気持ちを汲み、理解してあげたいと思って、家がひどく荒れていることについては、何も言わないようにしています。
その他、父に仕事を頼まれたときは、素直にハイと言って、やっています。
父と私はいろいろと考え方が違う点も多いので、正直に言うと、仕事の手伝いは気が進まないのですが、私も自分のパソコン仕事を優先してやらせてもらうというわがままを聞いてもらっていますし、言ってみれば家の居候ですから、それくらいはやってあげようと思って自然にやっています。
今日、ひとつ変化の兆しを感じたことがありました。私が起床したとき、なんと、父があるお部屋の掃除をしていたのです。
そして、「共用スペースには自分のものは置かないようにする」と宣言していました。
これまでの父だったら、ありえないような言葉です。
希望を捨てないでいると、家の中の状況も、いつか変わり、快適に生活できる日が来る、そんな日はそう遠くないかもしれないな、と感じた出来事でした。
来月もまた経緯をご報告させていただきますね。
今回もお読みいただき、誠にありがとうございました。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。