1785.肝臓に転移!一時希望を失いかける

今日は「過信が命取りになることもある」というお話しの続きです。

タイトルは「肝臓に転移!一時希望を失いかける」です。

記事のアップが遅れて申し訳ありませんでした。
なんとか無事に生きています(笑)

今月の4日、いつも通りの抗がん剤の点滴がある予定でした。
しかし、血液検査の結果、肝臓の状態が思わしくないのと、6月30日のCT検査ではあきらかに、肝臓への転移が多く見られました。
血液検査で内蔵の状態が詳しくわかるのは驚きですね。

6月の下旬あたりから、なんとなく腹部がズキズキする現象が起きていて気になっていました。
腹部だったり脇腹だったり、日を追うごとに少しだけ痛みが増すようになりました。

「とうとう肝臓に転移したか」とだいぶ弱気になり、もしかしたら後3ヵ月持つかなと悲観的になりました。

ということで4日の点滴はキャンセルになり、一昨日新しい薬の点滴を受けてきました。
抗がん剤を点滴しても、そのうち効かなくなってくるのはよくある事です。

今まではオキサリプラチンという薬でしたが、一昨日からはイリテカンという抗がん剤で点滴を受けてきました。
その他はペパシズムとアロカリスという薬は前回同じように併用し点滴してきました。

病院の先生は、それぞれに専門の方がたくさんいますが、この腫瘍のS先生が一番信用できます。
頭がいい先生なので、端的にズバリと物事を簡単に説明してくれるので大変有難いです。
この先生には一生ついてくつもりなので、もしいずれ薬が効かなくなってきた時には、先生の責任ではなく、それは自身の寿命がちょうどその時のタイミングなのだと思うようにしています。

何故そんなに信頼しているかというと、先生の助言はほぼ100%当たっているからです。
もちろん今までたくさん研究・勉強されての成果だとは思いますが、ここまで正確に言い当てられるのは、相当数の患者さんを診てきた証ではないかと思います。

点滴を受ける前に言われたことは、
「今回の薬は、特に下痢の症状と脱毛の症状が多く見受けられます」と言われました。
すると点滴を受けている最中にはもう、トイレに行きたくなりました。

そして、「その代わり、今までのような手足のしびれとかの副作用はほとんど出てこないです」
まさにその通りでした。
手足の震えもないし、
冷たいものを触ってもしびれないし、
普通に冷たいものも食べられるし、
今まで冷たい水の入ったペットボトルを触るだけで、手が知覚過敏になってしびれてしまうので、タオルを巻いてペットボトル触っていました。

ですから、今回は、副作用はほとんどないんですね。
とても嬉しいことです。
ただし、食欲は少しダウンしてますし、吐き気も少しだけ症状があります。

しかし、肝臓に転移していたと思われる癌ですが、点滴を受けたあとからピタッとズキズキ感は嘘のように消えていきました。
「こんなに簡単に痛みが消えるんだな」と感激している位です。

でも、副作用がほとんどないという事はないので、腫瘍の先生が言っていた通り、「下痢の症状と脱毛の症状が多く見受けられます」ということだったので、たぶんこの先脱毛になっていく可能性は高いと思います。
1ヵ月後位から症状が出てくるみたいなので、今から覚悟はしています。

私は今、髪の毛フサフサしていてしかも髪の毛の量が多く、ハゲていく要素は一点も見受けられませんが、そのうちスキンヘッドで街を闊歩しているかもしれません(笑)

日本人の死亡原因は癌がトップですが、60代になるとその割合はなんと約50%近くにもなり、多くの人は癌でなくなると言われています。
私がまさにその年代ですね。

こうやって、記録を残していき、参考にされる人が望みを持てるようになって頂けたら幸いです。

ガン闘病記、まだまだ続きます。

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