- 2011-2-12
- カウンセリング, 話題のトピックを紹介
- コメントを書く

今回、カウンセリングから始まって、コーチング、厄除けについてお話しています。
厄を引き寄せる最大の原因は「我欲」ですね。
自分だけの幸せしか考えていないのですから、幸が薄くなってもしかたがないですね。
さて、前回は、
「お墓(もしくは仏壇)の前で、「おばあちゃん、あの世で幸せになってね!」と手を合わせて祈っている状態というのは、人間の煩悩が入る隙を与えないくらい崇高な瞬間といってもいいくらいです。」
とお話しました。
生きている人(周りの人)の事を考えている時というのは、心が躍動したり気持ちが悲喜こもごもとしますね。
でも亡くなった人のことを考える時というのは、心が興奮したりワクワクしたりするという事はほとんどないかと思います。
先祖供養というのは、“効果絶大”ですけど、その恩恵を享受できる人と、享受できない人に分かれます。
何故なら、「おばあちゃん、あの世で幸せになってね!」と祈った時、“感情”が刺激されるかされないかで、その効果も違ってくるからです。
世間一般で言われている「先祖供養」というのは、“感情”についてまでは言及されていないですね。
だからほんどの人は、表面だけの言葉を並べて「先祖供養」したと勘違いして、その効果を怪しんでしまうわけです。
ここでもやっぱり“感情”がキーワードになりますね。
潜在意識というのは、“感情”が支配しているところだというのは、このサイトで何度も勉強していることだと思います。
感情が刺激された時に、潜在意識が動き出すといっても過言ではありません。
亡くなった人に対して、ご冥福を祈っている時というのは、煩悩(我欲)が消えますね。
しかも、感情までをも揺り動かすことができれば、仮に一瞬ではあったとしても、煩悩は消えます。
しかしながら、亡くなった親族に対して特別な感情を持っていない人(ご冥福を祈る故人がいない人)もいることでしょう。
そんな人の場合、別に先祖供養にこだわらなくても、煩悩(我欲)を捨てる方法があります。
それが身近な人の幸せを考えることです。
家族(妻や夫や兄弟や子供など)が喜ぶことを考えたり。
会社の仲間が喜ぶことを考えたり。
友人や恋人が喜ぶことを考えたり。
そんな風にして、“他者”の幸せを考えている時は、必ず我欲が引っ込みます。
我欲が引っ込むと、煩悩が消えていきます。
煩悩が消えていくと、厄除けになります。
ですから、先祖供養にこだわらなくても、他者の幸せに視点を移すだけでも、厄除けの効果は抜群にあります。
ただし、先祖供養というのは、亡くなった人に対して行うものなので、見返りなどの気持ちが一切沸き起こらないのが、最大の利点になりますね。
逆に友人の場合は、「今度会ったら、飯でも奢ってもらえるかな?」という期待感や見返りの気持ちが少なからず沸き起こりますね。
そういう点で、先祖供養が効果絶大というわけです。
厄除けのポイントは、
年に数回でもいいので親族(もしくは知人)のお墓参りに行く。
お墓参りに行くのが困難な場合、自宅でお祈りする。
(仏壇がなくてもOKですが、できれば故人の写真があった方が感情は刺激されやすいです。)
供養する人がいないのであれば、身近な人の幸せを考えてみる。
という流れで行ってみるといいです。
その次の方法としては、
掃除や仕事や瞑想などに没頭してみる。
どれもつまらない作業なので、煩悩が少なくなってきます。
皆さんの幸運を心からお祈り申し上げます。
この記事へのコメントはありません。