- 2011-8-17
- メンバー様からの質問2, 話題のトピックを紹介
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今日は「妄想してもいいタイミングがある」のお話について、わかりやすくまとめたいと思います。
まず、ドーパミン(興奮、ワクワク感)とセロトニンについて。
セロトニンというのは、心が癒される気持ちになることを言います。
一方、ドーパミンというのは、心が興奮する気持ちになることを言います。
興奮というのは、気温に例えると、「猛暑」
癒しというのを、気温に例えると、「過ごしやすい暖かさ」という事になります。
脳内に強烈な感情をインプットできるのは、もちろん興奮ですね。
覚醒剤などは、脳内に強烈な感情をインプットしてしまうので、副作用が出てしまうのは、皆さんご存知だと思います。
ワクワク感も、興奮も、同じドーパミンと考えてください。
ただし、ワクワク感は弱いドーパミンであるのに対して、興奮は強いドーパミンであります。
強いワクワク感や妄想は、「ゼロの法則」においては、決して否定するつもりではありません。
あくまでも、それを使う“タイミング”さえ間違えなければ、何も問題はありません。
ここでは、「興奮、ワクワク感、妄想」という感情を、ドーパミンという言葉でまとめてしまいます。
強い快楽を感じるのであれば、それは全て「ドーパミン」だと思ってください。
ドーパミンというのは、強い快楽を感じてしまうので、長時間続けるのには不向きです。
例えて言うならば、猛ダッシュで走り抜ける100メートル走を、延々と走り続けることと同じです。
それが不可能であり、体を壊してしまうのは、簡単に想像できることと思います。
ですから、強烈な作用を及ぼすだけに、短時間、短期間に留めて下さい。
私が、禁煙をスタートする時には、ワクワク感を駆り立てて強いドーパミンを脳内に湧き出させました。
ただし、禁煙を成功させる為に、潜在意識に「禁煙すると楽しい事がいっぱい起こるよ」と強烈にドーパミンをインプットさせることによって、楽にたばこをやめることができました。
ただしそれは、初期の頃に1回だけ思っただけで、今はもうそんな事考えたこともありません。
これは禁煙だけにとどまらず、仕事など他の面でも応用することができます。
例えば、「給料がアップすれば、豊かな暮らしができるぞ!!」という具合に、強烈なワクワク感を潜在意識にインプットすれば、その後無意識に仕事を頑張ることができるようになります。
ですから、
「金メダルを取るぞ!」
「社長になるぞ!」
「理想の恋人に巡りあいたい!」
「希望の仕事に就くぞ!」
といった、強烈にワクワク感が出るような願望を持ったり妄想したりしても、全然OKなのです。
ただし、それは初期の頃に、1、2回程度思うだけで十分です。
後は、その目標の為(もしくは目の前の事)に一生懸命努力して集中することです。
集中すればするほど、煩悩が薄れて、初期の願望が頭の中から消えていきます。
これが「欲(プラス)を解き放った(マイナス)」状態になります。
運が発生して、願いが叶うことになりますね。
まとめとして、
1.興奮、快楽、強いワクワク感、妄想するのは、OKです。
(ただし、短時間・短期間を目安に。)
2.強い願望がある場合は、初期の頃に1、2回強烈に思うにとどめる。
3.妄想などの強い快楽を楽しみたい場合、なるべくマイナス感情になった後にする。
4.妄想した事を現実化させたいのであれば、「欲(妄想)を解き放つ(やめる)」。
皆さんの幸運を心からお祈り申し上げます。
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