0733.無縁仏のお参りはどこがいい?

皆さん、こんにちは。

今日は、前回の続きをお話したいと思います。
『よくある話ではありますが、「無縁仏には近寄らない方がいい」という人が少なからずいます。
悪い霊にとり憑かれるのが恐いという人は多いことだと思います。』
と前回はお話しました。

ネットなどで調べればわかりますが、そのような事を言う人が多くいます。
その一方で、徳の高い行いであるという一部のお坊さんもいます。

「ゼロの法則」においては、徳(マイナス)の高い行為として位置付けています。
霊にとり憑かれるかもしれない(マイナス)という大きなリスクがあるからこそ、大きなご利益があるのかもしれません。

また、素手による外のトイレ掃除にしても、ばい菌(マイナス)という大きなリスクがあるからこそ、大きな見返りがあるのかもしれません。

「無縁仏に近寄らない方がいい」という理由について、私なりの推論を今日はお話したいと思います。

無縁仏にお参りといっても、何処の無縁仏でもいいというわけではありません。
私なりのお参りの(無縁仏を選ぶ)ルールというものがあります。
やはり何事もそうですが、きちんと手入れのしてある所が重要です。
毎日お坊さんなり一般の人が手を合わせたりお参りしているところは、たぶんそこに眠っている無縁仏も安心していられることと思います。

しかし、お寺の住職さんが、無縁仏にお参りすることもなく、お墓の手入れも全く行き届いていないと、やはり無縁仏が眠っている付近は、非常に運気が停滞しているので、「霊が憑く」ということもあり得るのかもしれません。

例えば、テーブルや皿などが凄く汚れていて、全く掃除の行き届いていないレストランで食事をする場合、なんとなく「食事もまずいだろう」という予測もできるのではないでしょうか。
一方、綺麗で清潔なレストランだと、なんとなく「美味しい食事が食べられる」という気持ちにもなれるのではないでしょうか。

「まずい食事」と
「美味しい食事」
同じ食事をするにしても、場所が変わるだけで、全く結果も変わってきます。

それと同じで、無縁仏にお参りするにしても、場所によって、
「ご利益が貰える場所」と
「霊にとり憑かれてしまう場所」
に分かれてしまうのではないでしょうか。

ですから、「無縁仏に近寄らない方がいい」という意見があるのも、あながち間違っているわけではないと思います。
きちんとご利益の貰える無縁仏のお墓というのは、きちんと手入れがしてあり、いつも線香が置いてありたくさんの人がお参りしている形跡がある所が一番望ましいです。

無縁仏にお参りするというのは、ある意味車の運転にも例えることができます。
車というのは、遠くまでドライブするには、とても便利ですね。
しかし、スピードを出しすぎたりして危ない運転をしてしまうと、突然人を殺してしまうこともできる凶器と化かしてしまいます。

どんなに便利なものでも、それを使う側の人間の心によって、プラスにもマイナスにもなってしまいます。
無縁仏にお参りする時、豊かな心で接すれば、決して「霊にとり憑かれる」ことはないと、私は確信しています。

ですから、なんとか強運になりたいと願っている人は、一度無縁仏なりお寺なりに行って、お参りしてみるといいです。

下心があっても構わないです。
願望実現のためであっても構わないです。
ただし、お参りする時に、「頼みごと」は一切NGです。

お参りする時のセリフは、感謝や祝福をするのがいいです。
線香の煙が絶えないような場所がご利益を貰える絶好のパワースポットになります。

皆さんの幸運を心からお祈り申し上げます。

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