
関東ではもう、桜は散ってしまいましたが、皆さんお花見は行かれたでしょうか。
4月になって、陽気もポカポカしてきて、気分も少しは明るくなってきたかもしれませんね。
(残念ながら今日の東京の天気は雨ですが・・・)
さて、「ゼロの法則・恋愛編」も、今回で10回目となりました。
恋愛についてのお話は、今まであまり触れてこなかったので、かなり長い話になることも予想されます。
それだけ、「ゼロの法則」というのは奥が深くて、表面的な言葉だけでは、なかなか理解することができないということなのかもしれません。
少しでも理解できるようにと、一つの話題でも色んな角度からお話して、なるべく理解してもらえるようにお話しているつもりです。
前回はこう書きました。
『相手のことを嫌いになれば、マイナス感情は綺麗さっぱり一掃できますね。
ですから、好きな人を嫌いになることで運が発生するというのも、きちんと意味のあることなのです。
しかし、「嫌い」というのは、否定的な感情なので、「ゼロの法則」の“全て肯定”というルールに反しますね。』
「ゼロの法則」というのは、全て肯定的に捉えるというのが基本ルールとなっています。
しかし、今回は「嫌い」という気持になることを、あえて勧めています。
嫌い(マイナス)になるというのは、熱くなった気持(プラス)を冷ますには、とても効果的です。
包丁というのは、使い方によっては凶器となってしまいますが、果物をむいたり料理をする時には、とても重宝しますね。
それと同じことです。
ですから、恋愛の場合は、「嫌い」になるという思考を用いても全く問題はありません。
それどころか、運を発生させるには、最高の道具となりえます。
恋愛の場合、多くの人が経験していると思いますが、
「相手に執着し過ぎると、相手の心が離れていく」という現象が起きます。
これは、気持ちがマイナス感情に傾いた証拠です。
マイナス感情というのは、相手のことを考えるだけで夜も眠れないといったことや、相手の言動で気持ちが浮かれたり沈んだりして、相手に左右されてしまっている状態のことを言います。
このプラスオーバーした気持を中和させる必要があるわけです。
ここで中和(ゼロにする)させることで、エネルギー(運)が発生します。
世間一般で言われている願望実現法とは、全く真逆ですね。
「こうなったらいいな。」というワクワクした思いを何度もイメージして、願望を引き寄せるというのが、現在では常識的な願望実現法ですね。
しかし、そうではなくて、「嫌い」という否定的な感情を潜在意識に刷り込むのですから、イメージングをメインにやってきた人にとっては、驚き以外の何ものでもないかもしれません(笑)
ちなみに、この方法は、奇を狙って興味を引く為に書いているわけではありません。
「ゼロの法則」では当たり前のルールです。
好きな相手を嫌いになるというのは、
「執着を解き放つ」為には、手っ取り早い方法になります。
一度好きになった相手に対して、執着を解き放つというのは、非常に難しいことです。
何故なら、好きになってしまったら、相手の欠点さえも、とても可愛らしく見えてしまうからです。
恋は盲目というのは、このことですね。
ですから、この“盲目”という呪縛から解き放つ術を身に付ける必要があります。
では、一度熱くなった気持を冷ますには、どうしたら良いのでしょうか?
「嫌いになる」というのは、具体的にどんなことをしたらいいのか?
執着を解き放つ為に、「嫌いになる」という手法を使います。
常識的に考えれば、「嫌いになったとしたら」、本当に相手が離れていってしまうのでは?という疑問を感じる人もいますね。
でも、嫌っても相手は逃げていきませんので、ご安心を。
続きは次回お話します。
皆さんの幸運を心からお祈り申し上げます。
この記事へのコメントはありません。