0835.徳を積むことの大切さ

皆さん、こんにちは。

今日は「徳を積む」ということについてお話したいと思います。

前回は、こうお話しました。
『残業でヘトヘトに疲れているからこそ、大きな運を発生させることができるわけです。
早い話、健康で元気な状態の時よりも、めちゃくちゃ疲れている時に席を譲る方が、とんでもないサプライズが用意されています。』

「ゼロの法則」では、いつも「マイナスは絶好のチャンス!!」と教えています。
その理由は、上記に書いたように、健康で元気な状態の時というのは、誰でも席を譲ることに対して抵抗がないからです。

“抵抗(摩擦)”
これこそが、エネルギー(運)を発生させる元となるものです。

ですから、たまにこのような事を言われることがあります。
「徳を積んでいるけど、中々良いことが起こらない」
「徳を積んでいるけど、願望が叶わない」

「ゼロの法則」では、“徳を積む”ことを勧めています。
会員様でも、日々“徳を積む”ことを心がけている人は多いと思います。
しかし、“抵抗(摩擦)”を感じながら、徳を積んでいる人は、きっと少ないことと思います。

“徳を積む”というのは、周りの人の為に、自分が惜しみなく労力を提供することにありますね。
「徳を積んでも、効果なんてない!」
という人は、心の中で“抵抗(摩擦)”を感じていないからです。

心の中で大きな“抵抗(摩擦)”があればあるほど、大きく飛躍することができます。
それは、“その抵抗(摩擦)”は、自らが意識的に作り出すこともできますし、願ってもいないのに勝手に作り出されることもあります。

飛行機と同じで、風の抵抗に対して、喜んで前に突き進んでいけば、大空高く舞い上がることができてしまうんです。
でも、ほとんどの人は、“抵抗”があると、避けてしまいますね。

「徳を積む」
毎日、毎日、「徳を積む」ことを心がければ、必ずその人の人生は飛躍します。
しかも、元気な時だけではなく、気分が滅入っている時や疲れている時や落ち込んでいる時でも、「徳を積む」ことを心がければ、その人の精神性は一気に高まります。

毎日、365日継続して、「徳を積む」
というのは、一見簡単そうに見えますけど、これが意外と難しいものです。
どんなに小さな事でも、365日一日も休まず続けるというのは、本当に大変なものです。

私が、2005年に「宝くじフルマラソン」を企画して、その後すぐに自宅のトイレを毎日素手で掃除するという事を参加者に約束してしまいました。
トイレを素手で掃除すると、金運が良くなるらしいと、噂になっていたからですね。

私の場合、寝る前のたった3分と決めていましたが、たった3分でさえ、毎日継続することは、非常に大変でした。
熱が出ていてトイレ掃除どころじゃない日もあれば、
腰が痛くて屈むのが苦痛な日もあれば、
外で一杯飲んでほろ酔い気分になり掃除なんかしたくない日もあれば、
布団の中に入ってしまってからトイレ掃除をし忘れたことに気がついて渋々トイレ掃除をした日もあれば、
(特に寒い日は非常に憂鬱でした)
たった3分でさえ本当に色んな試練に遭遇します。

トイレシリーズの初回の本(『なぜトイレの蓋をするだけで9割の人はお金持になれるのか』)を出させて頂いてからは、今度は外のトイレを掃除するようになりました。

外のトイレ掃除をするきっかけは、本を出させて頂いた出版社に感謝の気持ちがあった事と、少しでも本が売れて出版社に恩返しができればと思っての事です。
ですから、「アドバイス東京」のHPのメニューに、りんご(あっぷる)があるのは、あっぷる出版社に対する感謝の念が込められているからです。

「徳を積む」というのは、毎日続けることで本当に、物凄い威力を発揮します。
ただし、毎日継続するということが大切です。
“毎日365日”
というのは、果たしてどんな意味があるのでしょうか。

続きは次回にお話したいと思います。

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