0015.【コラムの補足③】他人の幸せを祝福できれば、望みは叶う

まだまだ寒い日は続きますが、いかがお過ごしでしょうか。

自分にないものを、周りの人が手に入れた時って、素直に祝福できないですよね。
祝福っていうのは、相手の福を祝うことですので、そこには必ず「喜び」の感情があります。
喜びの感情っていうのは、運を発生させるための重要なポイントになります。

周りの人を祝福する直前に、もし自分が辛い出来事に遭遇してマイナス感情になっていたとしたら？
運が発生するのは、おわかりだと思います。

失業中の友人Ａさんはあなたの就職を祝ってくれました、
しかし、同じく失業中の友人Ｂさんは祝ってくれませんでした。
もしあなたのもとに仕事の話が舞い込んできたら、ＡさんとＢさんどちらに紹介するでしょうか？
友人Ａさんに紹介するのが、やはり人間の情だと思います。

Ｂさんは、「なんで俺に紹介してくれなかったのか？Ａよりも付き合いが長いのに・・」と思うかもしれません。
そして、一言「運が悪いな・・・」とつぶやくかもしれません。

運の良い悪いは決して偶然ではありません。
その原因となっている行動や思考、言葉はとても大切です。
それらの積み重ねが、今の自分そのものを創り出しているのだと思うことです。

前回は株の話をしました。
自分の株を売った後に急騰した場合、「あ～、良かった、おめでとう！」と見えない相手に対して祝福をします。
既に起こってしまった事はしかたがありません。
それに、いつまで悔やんでいても何の解決にもなりません。

ですから、涙目になりながらも（笑）「値上がりして良かった」と思うようにしています。

しかし、習慣って恐ろしいものです。
最初は、心の中が悶々としていたり、顔がひきつっていたり、投げやりな気持ちだったりしながらも、何度も続けていくうちに、ある程度祝福することができるようになりました。

よく考えてみると、他人が幸せになったからといって、決して自分が不幸になるわけではないんですよね。

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