0302.マイナス思考の極意、開き直り術・恋愛編2

前回は、「開き直り」のお話をしました。

「開き直り」というのは、プラスを捨て去る行為なので、必ず状況は好転していきます。
一方、「執着」というのは、プラスを捨て切れない行為なので、状況はなかなか好転していかない事が多いです。

「寄付」という行為も、「開き直り」の一種になりますね。
何故なら、お金というプラスを捨て去ることになるからです。
また、お金なんかいらないよ、という開き直りの気持ちにも似ていますよね。
(お金持ちに関する本を読むと、寄付を勧めていることがとても多いです。)

こう考えてみると、物事っていうのは、あまり執着しない方が上手くいくのかもしれません。

手放すこと(マイナス)によって、プラスを引き寄せる。
なんだか、とても不思議ですよね。

男女の関係も、この法則を上手く当てはめることができます。
それが、自分の負(マイナス)オープン(プラス)にしておくことです。

自分の負をさらけだすというのは、とても勇気のいることですよね。
人間というのは、どうしても自分のいい所を見せようとしてしまう傾向が強いからです。
それはある意味自然な行為ですし、何も問題はないかもしれません。

ただし、「自分の負(マイナス)オープンにする」というのは、対象の相手がプラスでなければなりません。
例えば、夫婦生活○○年で、相手(妻・夫)のことがどうでもよくなった(マイナス)という場合には、効果はありません(笑)

あくまでも、好きな相手(プラス)自分の負(マイナス)をさらけだすからこそ、効果が期待できるのです。

もし、好きな相手に別れを告げられたら?
執着するか、それとも開き直るか。
普通だと、相手に対して執着してしまうことが多いです。

基本的に、相手に対して執着しても、何もいいことはありません。
ただ、毎日をモンモンと暮らして、時間を無駄に過ごすだけです。

長い間付き合っていれば、必ずその人の“地”が出てきます。
どんなに取り繕ったとしても、付き合いが深まっていけば、その人の悪い所はさらけ出されます。
「あ~、この人ってこんな性格だったんだ~。」
「えー!そんな変な癖があったの!」
「こんなに嫉妬深い人だったのか~。」
付き合いが長くなってくると、だんだんとボロが出てくるのはしかたがないことかもしれません。

相手のことを好きになったが為に、自分の負をひたすら隠しつづけるのは、至難の業です。
また、自分の負を隠しつづける事は、相手に対して誠実さを欠いた失礼な対応だという考え方もできますよね。

表面を取り繕って、自分の良い所だけを見せるのは、相手に気を使っている事のように思いますが、実際には「相手に気に入られようとする執着心」に近いことかもしれません。

「お金」に執着してしまう。
「恋人」に執着してしまう。
というのは、よくあることです。

もし、皆さんが「お金」のことや「恋人」のことで、悩み苦しんでいるのなら、執着を捨ててしまうことです。
もし好きな人に「別れよう」って言われたら?
「絶対に別れたくない」と言って駄々をこねるよりは、「今までありがとう」とだけ言えばいいです。

よく、恋愛の別れ話の時に、「あなた、変わったわね」という定番のセリフみたいなものがありますよね。

変わったわけではないんです。
ただ、地が出てしまっただけなんです(笑)

最初に取り繕ったりすると、そのギャップ(プラスからマイナスに変化)に嫌気がさしてくるものです。

ですから、最初の頃の異性とのお付き合いは、「自分を良く見せすぎない」という事を実践するといいです。

皆さんの幸運を心からお祈りいたします。

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