0399.婚活は、過去の感情を捨ててから(面談・長野・男性41歳)

皆さん、こんにちは。

今日は、長野県の自営業Tさん(男性・41歳)についてお話したいと思います。
遠くからお越し頂いて、ありがとうございました。

Tさんの家は、旅館を経営しているので、そこそこは裕福な暮らしをしているとのことでした。
顔つきも穏やかで、あまり悩みもないように見受けられましたが、一つだけ気になっていることがあるようです。

それが、パートナー選びです。
ここ数年、結婚相手を探してきましたが、なかなか理想の人とは出会う事がなかったようです。
6年前に母が亡くなり、それ以後、結婚に前向きになり、恋愛もするようになりました。

旅館で働いていた女性に恋をして付き合い、「いずれは結婚か・・・」と考えていましたが、相手に告白すると、そのようなつもりはないと、キッパリ断られたそうです。
実は、他に好きな男性がいたそうで、Tさんとの仲がギクシャクしてからは、旅館をやめて出て行ったそうです。

それ以後は、結婚相談所にも登録して、理想の女性に巡り会える日をずっと待っていたそうです。
しかし、自分がいいなと思った人には断られて、全く興味のない人からお声がかかったりして、なかなか思うようにいかなかったようです。
そんな活動を熱心に、ここ1、2年してきたそうです。

そこでTさんは、「こんなに一生懸命、婚活(コンカツ)をしているのに、相手が見つからないのは、運がないからなのでは?」と考え、私のところに来訪されたようです。
今はもう結婚相談所の登録もやめて、「運を良くすることで、理想の女性と巡り会おう」と、いろいろな事をしているそうです。

そのうちの一つに、潜在意識のイメージングについて、熱心にお話をされました。
強く願ったり、完成形をしっかりイメージすることで願望が成就されることを、学んだので、今も熱心にイメージングをしているようです。

そこで私は、「熱心にイメージングをして、何か変わりましたか?」と聞いたところ、「今のところ大きな変化ないようだけど、何となく良い兆候があるような気がします」とのお答えでした。

熱心にイメージングしたとしても、それはただ単に、「求めている」だけの行為ですから、願望は成就されないという事を私はお話しました。

そして、イメージング以前に、もっと大事なことをしなければならないことも、お話しました。

それは、マイナス感情をクリーンにすることです。

以前付き合いのあった、旅館で働いていた女性には、今でも恨みや憎しみの気持ちが強くあるとのことでした。
「確かにいろいろな本を読むと、“許す”ことが大事だと書かれています。しかし、その“許す”という事がよくわからないし、自分にはそんな事はできない。」
ということでした。

恋愛対象となる女性を嫌ったままの状態・・・というのは、自分の心が、結婚相手となる女性を遠ざけていることになります。

私はいつも、口を酸っぱくして言っていることがあります。
それは、「最後が、一番大事!!!」ということです。

会社を退職する時も、良いイメージを抱いてから辞める。
禁煙する時も、タバコに対して肯定的なイメージを抱いてからやめる。

ですから、女性と付き合う時も、「勝負はすでに、前の恋愛にあった」と言えるのです。
今からどんなに熱心に頑張っても、本人は旅館の女性を恨むことで、“恋愛を否定”していることになります。

これが、潜在意識の正しい知識です。

今はもう、色んな本に書いてあることなので、結構知っている人は多いはずです。
ですから、マイナス感情というのは、自分の願望にとって害になることはあっても手助けしてくれることは、まずないのです。

人と別れる・・・というのは、そこに何らかの溝があって離れるわけですから、なんらかのマイナス感情がついて回るのは、理解できます。
相手に非があればなおさら、許すことはできないかもしれません。

しかし、これが俗に言う、「魂の修行」、「人間性を高める」、「豊かな心を作り出す修行」となるわけです。

続きはまた次回、お話します。

皆さんの幸運を心からお祈りいたします!

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