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皆さん、こんにちは。

トップページでもお知らせしていますが、２月２４日発売の雑誌『女性自身』に私のコメントが掲載されます。
女性自身の記者Ｆ氏に会うのは、約１年ぶりとなります。

今回は、ＦＸの女王と呼ばれている池辺雪子さんの「お金モットー８ヵ条」の教えに対する私のコメントが掲載されます。

池辺雪子さんという方は、『あの４億円脱税主婦が教えるＦＸの奥義』という本を出されています。
実際に、４億円儲けられていて１億３９００万円の脱税容疑で、執行猶予判決を受けたようです。
都内在住で６０代の主婦らしいです。
興味のある方は、ぜひご覧になって下さいませ。

さて、本日は「悪い縁が切れて、お金まで入ってくる方法」というお話です。
面談やメールなどでは、次のような相談がたまにあります。
「貸したお金が、なかなか戻ってこないのですが、どうしたら良いですか？」
基本的に私は、「寄付したと思って、あきらめることですね」と言うことが多いです。

そして、「貸したお金が戻ってこない」理由で一番多いのは、悪い縁と切れるための“手切れ金”という意味あいです。

最近ではお金の貸し借りはほとんどありませんが、以前新聞配達をしている頃は、お金を貸してくれと頼みに来る人が結構いました。
借金を抱えている従業員や北海道にいる知人などです。

基本的には、お金を貸します。
ほぼ無条件でお金を貸します。

しかし、お金を貸すときには必ずこう言います。
「ハッキリ言っておくけど、これっきりだからね。一回は貸すけど、二回目は貸さないからね。」

またこうも付け加えておきます。

「お金は別に返さなくてもいいよ。でも、もしお金を返さなかったら、あんたは一生苦労することになるし、死ぬまで負い目を感じて生きることになるよ。だから、いっぺんに返すのが無理だったら、毎月ちょっとずつでもいいから返すように。」というような事を言います。

お金を相手に渡す時点で、すでに「このお金は戻ってこなくてもいい」と思うようにしています。
また、「貸す」という気持ちではなく、「あげる」という感覚です。

北海道にいる知人などに、たしか３人ほど貸した記憶がありますが、一度も返ってくることはなかったですね。

また、同じ新聞販売店で働いていた従業員などは、同じ職場で毎日顔を合わすので返さないわけにはいきませんね。

でも、お金の貸し借りって面白いですね。

お金を借りる時は、本当に有難そうに感謝して笑顔なのに、
お金を返す時は、無愛想な顔にコロリと変わりますね（笑）

私の場合、貸したお金が戻ってこなくても、それでいいと思っています。

何故なら、それが悪い縁と切れるための、「手切れ金」となるからです。

人から借りたお金を返そうとしないのは、誠意が足りない証拠だと思います。
また、本当にお金がなくて返そうと思う意志があるのであれば、誠実に謝罪するなり返済時期を待ってもらうなど、必ずコンタクトをとろうとします。
お金を返そうとしない人は、人と人との約束を守ろうとしないのですから、とても運の悪い人です。

その運の悪い人と密接な関わりを持たないのが好ましいです。
関わりを持たないようにするには、口を聞かないことです。

だから、こちらからは「お金を返せ」とは催促しないことです。
催促する方も気分が悪いですし、催促される方も気分が悪くなります。
どちらにとっても、気分の悪いものです。

ですから、「お金は戻ってきても、戻ってこなくてもどちらでもいい」というスタンスでいるといいです。

お金が戻ってくれば、「お金を返すだけの収入を確保することができたのだな」と思って、相手の幸せを祝福します。
また、お金が戻ってこなければ、「これでもう二度と連絡はこないだろう」と思って、悪い縁と切れる為の“手切れ金”だと思って貸したお金はあきらめます。

今回「偉人達人の言葉」で紹介した、ドトールコーヒー会長の鳥羽博道氏ですが、彼も過去に７００万円という大金をだましとられたようです。
しかも、裁判沙汰まで発展したのですから、その憎悪の念は想像できます。

しかし、その憎悪の念を１８０度ガラリと好転させて、
『どこかで私を騙した人物に出会ったときに、心から「お元気ですか」と言える自分になろう。もし元気でなければ、その人を助けてあげよう。私はそう気持ちを切り替えた。』
という具合に、プラス思考しました。
（お見事なプラス思考ですね！）

借金を返すまでに６年ほどかかったようですが、その後に会社は飛躍的に伸びていくこととなります。
世の中で大成功を収めた人というのは、本当に器が大きいですね。

私も見習いたいです。

ということで、もし万が一貸したお金が戻ってこなかったら、悪い縁と切れる“手切れ金”なのだと、潔く思考を変換して下さい。
考え方を変えるだけで、災いが福となるのですから。

皆さんの幸運を心からお祈り申し上げます。