0456.ゼロの法則の原点は、”宝捜し”

今日のお話は、「ゼロの法則の原点は、“宝捜し”」です。

野球で成功した人は、いつも野球のことばかり考えています。
事業で成功した人は、いつも仕事のことばかり考えています。
お笑いで成功した人は、いつもお笑いのことばかり考えています。
もちろん、どんなに成功した人でも、趣味などの他の楽しみも持っています。

それでは、ここで質問です。
幸福感で満たされることに成功した人は・・・、
いつも何を考えているのでしょうか?

答えは、「幸せ」ですね。

世の中には、不幸な人もいます。
その人は、他人の欠点ばかり見つけ出したり、あら探しばかりしたりします。
他人の欠点(マイナス)ばかりに目がいく人は、必ずマイナス(欠点)を引き寄せます。
マイナスを引き寄せるので、なかなか幸せになることができません。

例えば、ある事柄(家や新車を購入する、アイデアや企画など)をずっと考えつづけていると、それに関連した情報が次から次へと不思議と集まってきます。
他人のマイナスばかり探しだす人は、必ず周りにもマイナスばかりに意識している人が集まるようになります。
そうやって、不幸の集団ができあがっていきます。

しかし、いつも幸せ(プラス)に意識している人は、同じように幸せ(プラス)を意識している人を引き寄せるようになります。

その人の興味の対象がどこにあるのか?
これが一番大事です。

幸せなのか?それとも不幸なのか?
どっちに興味があるのか?

もちろん、ほとんどの人は幸せになりたいのですから、日頃から「幸せ」に興味を抱いているはずです。

ところが、実際には、
「上司に文句を言われた」
「売上が落ちた」
「彼(彼女)に文句を言われた」
「仕事でミスをしてしまった」
という具合に、不幸にスポットを当ててしまいます。

しかし、
「上司に文句を言われたけど、この間は昼飯を奢ってくれた。」
「売上が落ちたけど、○○の部門は前年に比べて売上が伸びている」
「彼(彼女)に文句を言われたけど、こまめに連絡はしてくれている」
「仕事でミスをしてしまったけど、上手くいっている時の方が断然多い」
という具合に、必ずプラスを拾ってあげることです。

人生、生きているとやっぱり辛いことや苦しいことの方が多いかもしれません。
どんなに幸せに生きている人でも、嫌なことは起きます。
そんな時、たいていはズルズルと「嫌な気分」を引きずってしまいます。
そして、過去の「嫌な出来事」にかなりの時間、自分の心が奪われてしまいます。

一日や二日でその記憶が消えてしまえばいいのですが、1ヶ月や1年も心の中に“マイナスにフォーカス”し続けている人は多いです。

そうすると、神様はこう思うのです。
「この人はどうやら、不幸(マイナス)に興味があるようだな。それじゃあ、願いを叶えてあげよう!」
ということで、不幸な現実がよく起こるようになります。

人間ですから、嫌な事があったり辛いことがあったりすると、誰だって落ち込みます。
それが自然です。

しかし、そこにフォーカスし続けてしまうと、神様に「不幸が好きなんだな」と勘違いされてしまいます(笑)
だからこそ、つねに肯定的、つねにプラス思考。

ちなみに、つねにプラス思考っていうと、毎日頑張ってプラス思考しているように思われるかもしれませんね。
しかし、意外に思うかもしれませんが、私の場合は全く正反対です。

プラス思考は日頃やりませんし、ほとんど考えません。
毎日プラス思考していたら疲れてしまいますし、疲れてしまうと逆にプラス思考するのが嫌になります。

ですから、普段は普通に生活して、自分のやりたいように自分の直感を信じて生きるようにしています。
しかし、自分のやりたい事や直感が間違っている時もあります。
そういう時は、マイナスの出来事で、軌道修正してくれます。

それともう一つ、願望を強く持った時にも、試練(マイナス)というシチュエーションを与えてくれます。

ですから、普段は普通に生活してていいんですよ。
皆さん、楽に生きて下さい。

ただ、マイナスの事が起こった時には、そこに集中すればいいんです!
普段から、集中していたら肝心な時に集中できないですから。
効果的なタイミングで、効果的なものを投入する。

暖房器具はいくら暖かいからといって、年中使っている人はいないですね。
必要な時(冬)に、投入して下さい。
そうすれば、メチャクチャ効果がハッキリ現れますから。

プラス思考も、効果的(マイナス)な時にやるからこそ、ドンピシャリとはまるんです。

皆さんの幸運を心からお祈り申し上げます。

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