1240.安売り王一代私の「ドン・キホーテ」人生Part10

本日は「安売り王一代 私の「ドンキホーテ」人生」の続きをお話ししたいと思います。
今回が10回目になります。

商売をしている人もきっと、アドバイス東京の記事を楽しみに読んでいる人はいることでしょう。
個人でお店をやっている方、
会社を経営されている方、
副業をされている方、
きっと、このドンキホーテの記事はかなり参考になる事と思います。

「相手の立場になって考える」
人間関係では、鉄板の教えですね。
これが、商売にも通用するとは、思ってもみなかった事でしょう。
そしてよく、商売を大成功させた人は、次のような事を言う人が非常に多いですね。
「利益を考えるな」と。
でも、ほとんどの人はキレイごとを言うなって思うかもしれません。

ドンキホーテの安田さんだって、「売上や利益のことを考えながら商売してるんだろ!」って思われるかもしれません。

著書には次のようなことが書かれています。
『たとえば商売を始めた頃の私は、売る側からしか、ものを見ることができなかった。売ろうとするから売れない。儲けようとするから儲からない。・・・略。それを思い知らされた私は、ならば真正直に商売をやろうと思った。ドンキで追求するのは、「金(売上と利益)より人気(お客様の支持)だ」と割り切ったのである。
不思議なもので、そう決めたとたん、売上と利益はみるみる上がりだした。』

どうですか?皆さん。
欲を解き放つと、運が発生するというのは、本当だったのです。
売上や利益という欲を解き放ってこそ、利益は後からついてくるのです。
安田さんは、ある時を境に欲を解き放つようになったのですね。
きっと、売上のことばかり考えても、決して売上が上がらないことに気づいて、それならばと開き直って、売上を追わないようにしたのだと思います。

商売にだけ通じる哲学みたいですが、恋愛でも全く同じですね。
この話を恋愛に応用できるかどうかは、皆さんしだいです。
「欲を解き放つ」
というのは、強烈です。
しかも、「欲を解き放つ」というのは、誰も教えてはくれないです。
熱心に教えているのは、この「ゼロの法則」くらいですね。

最初は欲を持ってもいいと思います。
しかし、いくら頑張っても思うようにいかないのであれば、いっその事その欲を手放してしまうことです。
そうすれば、その欲は向こうから勝手にやってくるという事です。

安田さんは、株式投資の話もしています。
『株で儲ける(少なくとも損をしない)にはどうすればよいのか。一定の損が出た段階で、例外なく株を売却することを、あらかじめ決めておくのである。』
安田さんは、株式投資をしないにも関わらず、株式投資で儲けるための極意である、
「損切り」
「ロスカット」
重要性を認識しています。
マイナスという魔性の出来事に、物凄く意識していますね。
まさに「ゼロの法則」そのものだと思います。

また安田さんは、ツキのない時は動かないようにしていたそうです。
そうした考え方を持っていたので、バブル時に周りの人がこぞって不動産や株を買っていた時には、何も買わなかったそうです。
凄いですね。
とことん運を極めた人だなと思いました。
もし興味のある人は、一読をお勧めします。

新書版なので、864円で買えるのも魅力です。
これから起業してみようと思っている人や、事業が上手くいかない人は、絶対に読んで損はないと思います。
皆さんの幸運を心からお祈り申し上げます。

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