
皆さん、こんばんは。
今日のワンポイント・コラムは、「マイナス思考で運を逃さない」です。
今回は、良い事が起こった時について説明していますが、全く逆のことにも、応用できます。
悪い事が起こった時には、人間はついつい不安になったりしてマイナス感情を増幅させてしまいます。
すると、悪い事が長引いたり、さらに災難が起こったりして、なかなか負のスパイラルから抜けられなくなります。
良い事が起こってしまう場合の逆のパターンですよね。
ですから、悪い事が起こった場合は、「良い事が起こるだろう」と期待してもいいんです。
さて、図で示したBさんは、「そろそろ下がるだろう」と、売上がもっと上がることを期待していません。
これは、とても大事なことです。
実際に、売上が下がったとしても、「想定内」の出来事になるので、マイナス感情にはならず、運が逃げることはありません。
ワンポイント・コラムの「1.心の広い人は運がいい」でも、想定内と想定外について説明しています。
心の広さ以外にも、調子のいい時には喜ばない、期待しないということも、想定内の範囲を広げることに繋がります。
今回は売上を例にしてお話しましたが、他の事でも色々と応用できます。
皆さんは、仕事をする時に、どんな心構えでいるでしょうか?
仕事に慣れきってしまうと、「何事も起こらないのが当たり前」と、考えてしまうかもしれません。
しかし、「仕事にトラブルやアクシデントはつきもの」といつも考えていれば、実際にトラブルが起きた時には、マイナス感情にならず冷静に対処できます。
仮に、いつもこのサイトを見ていたとしても、実際の現場でマイナスの事が起こると、プラス思考の事なんか忘れてしまうかもしれません。
いつも「仕事にミスやトラブルはつきもの」という考えでいれば、いざという時に、慌てることがない(想定内)ので、穏やかな気持ちを保つことができます。
人の評価というのは、意外とトラブルが起きた時の対処の仕方によって、決まることが多いです。
例えば、あと10分で退社!っていう時に残業を頼まれたり、クレームの電話が鳴ってその処理に追われたりという事は、よくある事かもしれません。
こういう場合は、ほとんどの人がやる気のない状態で仕事をすることだと思います。
しかし、あなたは「仕事にトラブルはつきもの。想定内、想定内。」と、何食わぬ顔で淡々と仕事をしたとします。
やっぱり周りの評価や上司からの評価も、ガラリと変わることだと思います。
また、「人間にミスはつきもの」という考え方が身についていれば、恋人が約束を破ったり、妻(夫)が車を傷つけたり、子供が誤って花瓶を割ったりしても、その場でカッとならずに冷静に対処できるはずです。
また、「人間にミスはつきもの」という考え方が身につけば、それを他人だけではなく、自分にも適用できるはずです。
過去に自分が犯した過ちに対して、いつまでも自分を責めなくてもいいはずです。
いつまでも過去にこだわり悔やんで生きることも少なくなってくると思います。
要は、自分の心にマイナス感情を作らないことが大事なんです。
その為にあらかじめ、「マイナスを許容する心」を身につけておくことです。
金運に関しても同じです。
不意な出費に出くわすと、たいがいの人は落ち込みます。
相手を責めたり、お金を出し惜しみしたりして、自分の懐からお金が逃げていくのを拒んでしまいます。
しかし、「不意な出費はつきもの」という考え方が身についていれば、どうすれば良いかわかりますよね?
マイナス思考に陥らない為には、日頃の貯蓄を習慣化することです。
そうすれば、いざという時に慌てなくてすみます。
不意な出費に対して、心が動揺するということは、「自分はお金に困っている」と思考していることになりますよね。
当然、その思考は現実化されてしまいます。
いざという時に、ハラハラしない、ドキドキしない、イライラしないという事はとても大事です。
話は変わりますが、ライブドア社長の堀江貴文氏は、とても頭の良い方ですね。
常に想定内と想定外を意識し、ビジネス展開をしてきて、急成長を遂げてきました。
しかし、彼にとっての想定内と想定外はビジネスだけの話です。
運という存在の「想定外」があることには、どうやら彼は気がつかなかったようですね。
絶好調の時って、一番危ないんですよね。
皆さんは、調子がいい時には、マイナス思考して下さい。(謙虚になるといいです)
そして、調子が悪い時には、プラス思考して下さい。(希望を持つといいです)
皆さんのご健闘を心からお祈りいたします!
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